ORTLIEBサドルバッグ改造
2018-05-29


■改造の目的
ORTLIEBサドルバッグは内側に大きなナットが出っ張っていてそれが内容量を少なくしています。これをもっと平なネジに変えれば無駄な出っ張りがなくなり少しゆとりができます。
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■準備材料
1)バインディングネジ
普通の頭が平のボルトとナットでもいいのですが、表にナットとボルトが見えて美しく仕上がりません。袋ナットを使えばボルトは隠せますが袋ナットの出っ張りのために取り付け取り外し時に台座と干渉してしまいます。そこで選んだのがバインディングネジです。これはステンレス製なので錆の心配がありません。
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このネジは下写真のようにナット側も筒状になっていてボルトがその中に入り込んで締め付けます。これを使うと両端ともに平らに美しく仕上がります。
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サイズは、ネジ頭が10mm、径4mm、長4mmのものを購入します。ネジ長が5mm以上だと構造上締め付けができません。(径4mmとはナット側の筒の外径でありボルトの太さはもっと細い。)

2)ワッシャー
内径4.5mm、外径16mm、厚み1mmのワッシャーを使います。
ワッシャーを使う理由は2つあります。
1つ目は、ネジ長が4mmだとサイドの2つのネジには長すぎるので1mmのワッシャーが必要になります。
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2つ目は元のナットは15mmありそれで内から袋を支えられていましたが、ネジ頭が10mmでは外側の台座の角まで支えできず袋が下にめくれてしまいます。この状態では荷物を入れると台座の角に隙間ができてしまい恰好悪いし耐久性も疑問なので、角まで支えられる径のワッシャーを使うことにしました。
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■改造作業手順
1)元のネジを外す
バッグの中のナットにレンチを噛ませて動かないようにしながらトルクスレンチ(T10番)で外します。最初から全部外してしまうとバラバラになり組み立て時に復元が大変になるので1か所ずつ取り換えていくようにします。こうすれば穴の位置は変わらずネジの取り換えが簡単になります。
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2)バインディングネジ(ナット側)の取り付け
バインディングネジはボルト側の頭はマイナスドライバで回せますが、ナット側には溝がないのでドライバを当てることができず締め付けができません。そこで、台座側の穴の周り(上図赤丸部)に瞬間接着剤を塗って穴にバインディングネジのナットを落として固定してしまいます。こうすれば防水にもなります。

3)バインディングネジ(ボルト側)の取り付け

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