■飲み方について1
店を紹介していく前にお酒の飲み方について一言。若いときはボトルキープをするのが粋だなどと思っていましたが、ある年齢になってからそれは量の飲み方であって味わう飲み方ではないと気づきました。体がついていけなくなったのもきっかけかもしれまっせん。そこである年齢からショットバーに切替えました。ショットバーというのは1杯ずついろんな銘柄のものをオーダーできるので種類が楽しめます。
■飲み方について2
20代は国産やスコッチやバーボンの案かのものを飲んでいました。国産ではサントリーホワイト、スーパーニッカ、オールド。外国製ではホワイトホース、カティ^サーク、フォアローゼス、ジャックダニエルなどが定番でした。1日にボトル1本ぐらいは行けました。しかし30台に後半になってくるとアルコールがきつく体が負けてきているように難じました。海外の仕事をするきっかけで少し上のランクの酒を飲む機会がありコルドンブルーというブランデータ飲んだとき体に優しいと感じたのです。そこで今まで飲んでいたものと飲み比べてみるととても今までの酒は飲めなくなりました。アルコールが薬品っぽい味がするのです。この違いに驚きそれ以後は高くても上のランクに変えるようにしました。こうなるともっと上のランクはどんな感じだろうかを興味がわいてきます。そこで、リシャール、ルイ13世、バランタイン30年、ボーモア37年などを飲んでみました。もはや異次元の味です。また体が違和感を感じない。アルコールが攻めてこない。度数は十分高いし化学的にアルコールは同じなのになぜ?いろいろ考えた末、自分なりに結論を出しました。アルコールではなくその他の成分が熟成によって体に優しく変化しアルコールの刺激をマイルドにしているのではないかと。
■飲み方について3
そこで、自分流の飲み方のルール「自分の年齢の半分ぐらいの熟成年数の酒をのめ」という法則を作りました。20代は体が受け入れるから何でもいい。30台になれば15年もの、40代は20年もの、50代は25年もの、60代以上は30年ものという風に上げていく。当然、値段もそれなりに上がっていくが量と機会を減らして調整すればいい。つまり量から質を味わう飲み方に変えることが体を壊さないおいしい酒の飲み方ではないかと思う。毎日1000円の晩酌をやめれば月1回に1ショット1万円のウイスキーが3杯飲める。1巻100円の寿司を100巻食べても1巻1万円の寿司の味は経験できないのと同じで食べ方やの見方も工夫した方がいいと思う。
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